集合写真撮影の準備と本番

写真屋も長年やっていると撮影に欲が出たり、あるいは慣れっこになって油断したり・・・撮影現場でスムーズにいかないことも偶に(いや、しばしば)あったりします。

そこで、今でも撮影前日は使用する機材を出して準備しておくのが習慣になっています。

上の写真は前日のテスト撮影から本番撮影までが入ったデータをサムネイル表示したパソコン画面です。

赤枠から前が前日のテスト画像で集合写真にバックグラウンドライトを使う為のテストです。

ご覧のように最初の頃はバックグラウンドライトが2灯の内1灯しか発光していません。

原因を調べ直し完璧に2灯発光するように直しました。

照明の方は終わったので次は使用するレンズの具合を確認するため細かい文字が見開きいっぱいに出ている新聞の証券ページを撮影して片ボケやピント不良が無いかをチェック。

すべて納得が出来れば機材をバッグなどに入れひとまとめにしてスタジオの片隅に置いておきます。

ここまでが前日の準備。

撮影日当日は赤線のところからです。

バックグラウンド用のライト2灯にゴボを付けて準備。

撮影現場到着して少し時間に余裕が有ったので再度カメラやライトを出してテスト撮影をして確認しておきます。(本当はここで気づくべきだったのです。)

さて、お客様を前に自信満々で本番撮影、ところがあれほど自信があったのですがカメラ脇のメインライトが不発光、えっ! 何故!(この時の写真が赤線から3コマ目、集合写真のバックグラウンドライトだけが発光しています。

そして直ぐに気が付きました、ミニカムにレシーバーを付けるのを忘れていました。

何度も何度も練習してても有るんですね勘違いや思い込み。

カメラバッグから取り出して取り付け無事集合写真の撮影は終了しました。

最後の写真は撤収時のもの。

既にカメラは片付けて、最後のライトスタンドを撤収すれば完了です。

集合写真はバックグラウンドライトが入って正面1灯の写真とは少し違いが出ていますね。

 

 

お手数でもブログ記事下のバナーをクリックして下さい。