夜の銀塩プリンタ母液交換

店で使用している銀塩プリンタは富士フィルム製のフロンティアという名のペーパー現像機です。

使用するのは銀塩カラーペーパー、それにレーザー光を使って露光し現像処理します。

カラーペーパー現像処理は発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の順序で出来上がります。(インクジェット方式やトナーを使った印刷方式とは根本的に違います)

それらをフロンティアという名の処理機械で処理しています。

銀塩の処理は化学薬品や水を使用しているので毎日のメンテナンスが大切でプリントの仕上がり状態を見ながら処理液の状態などを把握しなければなりません。

今回は発色現像液の調子が少し悪くなってきたので閉店してから発色現像液の母液交換をしました。

昼間は暑さもこたえますが夜は少し気温も下がって作業しやすいですね。

ヘッドランプをつけての作業になりますが両手が使えるので夜の作業も苦になりません。

上の写真は処理槽内部、ペーパー搬送部のパーツを水洗いしているところで長靴とゴム手袋をつけて作業しています。

こちらは発色現像液を調合しているところ、2種類の薬液と水を混ぜ合わせ処理槽に入れ発色現像液の母液が出来上がります。

こうした作業を終えてすべてを元通りにしてプリンターを立ち上げてから処理液が規定の温度になるとプリントを開始します。

今回もスタッフに手伝ってもらいながら2人で作業して2時間弱で作業を終えました。

またしばらくは快調にプリント出来ると思います。

 

 

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