ミツバチ用巣箱の架台を作る

ブログは昨日の続きです。

本業の写真撮影やプリントなどとは関係がないので退屈かもしれませんが、日本ミツバチを飼育されている方には面白い内容かもしれません。

さて、撮影の仕事前に分峰した日本ミツバチを飼育箱に入れたのですが仕事を終えると巣箱を置く架台製作をしておかなければなりません。

新たにミツバチを飼い始めて思いついて作ったものが写真の溜桝を利用したもので、約1年間使用してスムシの発生はほとんど無く底板の清掃というメンテナンスも全く不要でした。

そこで、今後はこのタイプで作製し改善していくつもりです。

溜桝はホームセンターで240型というサイズで売られていて、価格は1個1500円程度。

重量もかなりあって重心も低くなるので台に重しを乗せたりする必要は有りません。

写真は巣箱と溜桝のサイズ、溜桝の方が少し内寸が小さいので一番上の写真のように内側をタガネで削り込んでいます。(なるべく巣クズを巣箱の近くに溜めたくないので巣箱の内寸より少し大きめに面取りします)

底板は溜めますのサイズに合わせて切り抜きます。(左の板、内側に半円で残しているのは巣門からの出入りのプラットフォームです)

底板の下には5mmの金網を敷いています。(この網はミツバチが通り抜け出来ます)

溜桝の面取りが完了したら次は夏用に風が通るように溜桝の穴を開けるところの場所を2箇所に穴を作ります。

穴には小さなメッシュをシリコンシーラントで留め付けています。(ここは網目が小さいのでミツバチも通り抜け不可能です)

ここまで出来ればほぼ完成です。(冬場はこの丸い穴を透明なプラスチックシートで完全に塞ぎます)

 

次の日の早朝。

巣箱を設置する場所に製作した架台を設置。

昨日、捕獲したミツバチを入れた巣箱にもう一段足して設置完了です。

巣門を開けると早速元気のいいミツバチが巣の周りをブンブン飛び回り始めました。

こうして毎回自分で作っているとまたいろいろなアイデアを思いつきます。

次に作る時はそうしたアイデアや工夫を取り入れてより良いものに改善します。

まだまだ分峰は始まったばかり、これから楽しみが膨らんでいきます。

 

 

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