ロケボックス応急修理と再修理

今日のロケーション出張撮影で撮影前にロケボックスを倒してボックスのグラスファイバーの骨を1本完全に折ってしまいました。

撮影まで15分ほど、その間に応急修理をしなければなりません。

出来なければ予備の透過傘を使うことになるのですが・・・・、上の写真は応急修理を終えた状態のグラスファイバーです。

とっさの事なので少し悩みましたが、目玉クリップの挟む部分が使えそうだったのでプライヤーで折り曲げてくわえ込み部分だけに折り取ります。

そしてグラスファイバーの破損部分に巻き付けるようにして曲げその上にテープを巻いて応急修理完了です。

これでいつものように仕事ができました。

店に帰ってから応急修理の箇所をもう一度バラし、完璧に修理します。

折れたグラスファイバーの径を測ると直径は3mm、今回は内径がちょうど合うアルミパイプを補修部品として使います。

応急修理箇所をはずしてささくれたファイバーの部分をサンドペーパーで少し細く滑らかに削っておきます。

エポキシ接着剤をささくれた部分に塗りつけてアルミパイプの中へ入れ、折れた部分をアルミパイプ中央部で合わせ、痛んでない棒の長さと揃えて接着剤が固まれば修理完了です。

3mmのグラスファイバーはどこかで入手できると思いますので、次のトラブルに備えてストックしておきたいと思います。

折れた部分は今回の修理で問題なく使用できる状態なので当分はこのまま使い続けることにします。

それにしても、ロケ撮影前に応急修理できたのは幸運でした。

 

 

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