コメットストロボマウント部の応急修理

前回、コメットストロボのモディファイヤーを他社製のものに付け替える記事を書きましたが、モディファイヤー自体の重量が重くなると華奢なコメットストロボのマウント部では保たなくなる場合が出て来ます。

 

特に長年使用していますと純正品ですら止まらなくなってしまいます。

この辺りの造りはもう少し丈夫で耐久性の高い設計でつくってほしいですね。

 

そこで、今回は誰でも簡単に応急処置が出来る(自己流の対処)方法をご紹介致します。

マウント可動部分にスペーサーを入れて締まり具合を良くしようという思いつきです。

(皆さんがされる場合は自己責任でお願い致します。)

まず、飲み干したアルミ缶をはさみで切り7〜8mm巾の短冊状のアルミ板を切り出します。

この切り出した板をマウントの可動部分にはさげ込みます。

締め付けのパン棒を外し割部分にー(マイナス)ドライバーの先などを差し込んで、割部分を少し広げます隙間の出来た締め付けられる部分(写真親指の箇所、半月状のアルミ外周部分の隙間)に先程の薄いアルミ板をはさげ込んでいきます。

もうこれ以上はさげ込めなくなったら余った部分をはさみでカット、上にのぞいた部分はパン棒の割部分にもう一度ドライバーなど差し込んで奥へ押し込みます。

これで、おしまい。

後は締め付け用のパン棒を入れて締め付ければスペーサーの分だけ締め付けられる事になります。

あくまで応急処置なので締め付け不良の場合はメーカーにご相談下さい。

これで少し重いものでも止まるようになりますが、それでもバランンスが悪い時は

反射傘を差し込む穴を利用し、そこに8mm程の金属棒(写真は8.5mm位のステンレスパイプ)の片方に穴を開けて針金を通してバランス用におもりをぶら下げています。

写真では1Kg(青色の革製のおもり)をコメット純正品で使用していましたが、モディファイヤーを他社製に交換してからプラスチック容器に2Kgのおもりを入れて(臨時に)追加しました。

これで締め付け具合は重量バランスがとれて少し軽く止まるようになります。

 

 

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よろしくお願い致します。