「吉備津神社夏祭り」花火を撮る

今年の夏、吉備津神社の夏祭りは花火だけを撮影しました。

他にも撮影すべき個所は有るのですが、出発に手間取ってしまい欲張らず最後の花火だけに絞りました。

打ち上げ時間は約5分間ほど、その間6秒露光を花火が終わるまで繰り返します。

連続して撮影したのが上のカットです。

今回は打ち上げ場所に近づき過ぎてフレームに入らないという失敗をしてしまいました。(おかげで花火の凄い迫力を近距離で体験出来ました。)

最初の3コマは花火背景の露出です。

花火の写真は背景が真っ黒な写真が多いですが、私は見た目に近い感じを表現する為に最初位置決めをして感度を上げ、空の青さが出て山の輪郭がきっちり出るまで露光を調整して最初の数カットを撮影します。(3カットは露出を1Stopづつ変えています。)

次は花火開始の合図をまって連続して撮影します。

データを並べて眺めながら必要なコマとそうでないコマを分類してスタッキングして綺麗に合成出来るようにコマ選びをし、濃度調整をコマ事に行います。

選べるとスタッキングを開始します。(これには星の重ね合わせのソフトを使用しています。)

簡単に完成します。

背景には「まかねふく」と詠われた吉備の中山、別名「鯉の山」(こいのやま)あるいは「鯉山」(りざん)と呼ばれ地元では親しまれています。

吉備津神社は赤い煙の後ろ辺りです。

来年は他の夏祭りの様子も撮影したいと思っています。



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