ライティングレッスンNo.85 DIYフラットリフレクター、Vフラット

今日は昨日の3x9判DIYのVフラット(Vレフ)と、これも昨日のDIY、アルミ板製のフラットリフレクターを使用してのライティングレッスンです。

こちらは昨日2本のブログで紹介しましたDIY品を組み合わせたもので、今回のキーライトです。

比較のため人を入れて写していますので良く判ると思います。

作り方は簡単で形は自由、サイズも自由です(もっと大きいのが好きな方はプラダンの厚みの少し肉厚の物を使って下さい、私は収納や取り回し易さ、軽さを考えていますのでなるべく薄い物にしています。)

ストロボは発光管周りの形状やガラスドームの有る無し等で変わって来ますのでその辺りはご自分のストロボの形状に合わせて下さい。

それでは今回のBTS写真です。

E640が2灯、キーライトは右側、ご紹介した組み合わせ1/16出力

バックライトは左側、E640+ストリップボックス+1/ 2CTO 1/8出力

撮影データはISO200  F4 1/200

今でもかなり上質な光が出ますがライトをコントロールし易くする為にもう少し手直しすればスタジオ撮影に適したものが出来上がります。(こんなに簡単で安上がりに出来ていいのかと自分で突っ込みを入れたくなります。)

蛇足でアップの写真もアップしておきます。

今回のライティングレッスンいかがだったでしょうか?

昔のスラント照明の光が頭から離れないのであれこれやって来ましたが、もう少し光を求める旅は続きそうです。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    うら (火曜日, 07 4月 2015 23:59)

    you tubeで商品撮影の仕方を紹介しているページを見ていました。
    その中で、天井にリフレクター付きのモノブロックを照射し天バンを作り出し撮影している場面がありました。
    その後左後ろからアクセントとして一灯、バウンスボックスで追加。
    しかし、天バンしているせいで、光が部屋じゅうに回り込んで面白い光ではない。
    曇り空の室外の様。これはこれで目的なんだと思う。

    その作例を見ながら金友さんを思い浮かべていました。

    光源の面を広くするために被写体に光源を近ずける。
    そうすると、光源比により背景が暗くなる。
    そのおかげで、背景の演出を楽しむことができる。
    被写体への光と、背景への光を切り離すことが可能になる。

    今回の実例、いつもよりかなり広い面を被写体に作り上げている。
    さらに透過するプラダンを使っているので背景にも光が漏れてうっすらと背景が照らされている。
    背景への演出の可能性を秘めていますよね。

    一つ気になったのが左後ろからのバックライト。
    色温度わざと変えてますか?
    バックライトからの光がタングステン光に傾いているような?
    作例をみてもバックライトの発光部分の色、足元の光が左と右で違う?

    3月にビューティーカーブリフレクターを作ろうとホームセンターに行きましたが目的のプラダンがない。
    断念し、4月に延期。その間にも頭の中で独自に改良されています。
    長い針金を通すのではなく、15cmくらいに切ったものの両端を少しだけ折り返して曲げる。そして必要な角度に曲げて4本作る。
    90cm180cm2枚をを45cm135cmと45cm45cmに切り分け。

    45cm四方の板に先ほどの針金を差し込み持ち運びしやすくする。
    必要なら商品撮影にも使えるし、今回の金友さんのように現場で上に足せば大きなレフに。
    薄いけど強い。なので自立しやすい。
    4月の忙しい時期が過ぎればじっくり作成できます。
    楽しみです。

  • #2

    kanetomo-photo (水曜日, 08 4月 2015 00:48)

    うら さん
    うら さん
    仰せの通りバックライトは1/2 CTOを仕込んでいます。
    ライトはコントロール可能な事が重要と考えています。(特にスタジオ撮影では一番大切だと感じています。)
    今回のライティングはDIYのフラットリフレクターやDIYのVフラットといった機材を作って上質な光が出せる事を確認し、楽しみながらライティングしてみました。
    面白い物が出来たら教えて下さいね、楽しみにしています。