さよならフロンティア350

今日は悲しい事が２つ有りました。

一つは写真のフロンティア350とのお別れ準備作業。

処理液を抜いて電源を外し引き取られるのを待ちます。

当店の仕事を12年以上支えてくれたデジタル方式銀塩自家処理機に別れを告げます。

導入当初、それまで使用していたアナログ自家処理機の品質のと比べ解像感が悪く体調を崩しながらそれでもやるしかないと思い今日までやって参りました。

３、４年でデジタルの品質にも免疫が出来て来ましたのでそれ以降はあまり気にならなくなりました。

不思議な事ですが、過去の光学プリンタ品質についての勘が無くなりすっかり銀塩デジタルプリンターだけの目になってしまったようです。

40年と少し前、約17年間写真プリントを職業にしていた者にとって最近の10年は大きな転換となりました。

これからまだまだ速度を上げながら世の中が変化して行く様に感じており、自分も得意分野を伸ばし今後もやっていきたいと思っています。

もう一つは、店の前の家で子育て中のツバメのヒナが蛇に襲われ２羽のヒナが犠牲になった事。

こちらは早朝６時頃の出来事でした。

その後２時間程親鳥は巣の周りをゆっくり飛び回りながら盛んに甲高い鳴き声をあげ飛び回っていました。

ツバメの子育ても大変で、周りにはカラス、雀、猫、蛇など親鳥のすきを虎視眈々と狙っているのです。

まるで人間の社会や国の状況と同じです。

残ったヒナが無事育つ様親鳥と共に見守って行きたいと思います。

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