ストーフェンの話(その1)

これを見て直ぐ判る人は少ないかもしれません。実はカラー処理機

の薬品が入っていた空容器です。

今日の話題はストーフェンと言う事で、ストロビストの間では、ク

リップオンストロボに付けるディフーザーを総称してそう呼んでい

ます。オムニバウンスを作った会社がストーフェンなので。

話をもとに戻しますと、この空容器のキャップ部分にクリップオン

ストロボのヘッド部分を突っ込んで部屋全体にストロボの光を届か

せます。

中央のスタンド上部に取り付けて部屋全体に光が届くように

します。

ストロボはストロビストに人気のあったニコンのSB-26(昔は

ニコンユーザーでした。)シンクロ接点がついていますので、

今でも結構人気があります。

ライトスタンド上部に付けてるストロボ+自作ストーフェン+PW

 

実際に使うとこのような写真になります。部屋の照明は1台の

クリップオンストロボの照明一つです。

撮影データはSB-26 M1/2出力、ISO400、F5.0です。

この部屋の広さは高さ4mx幅5.4mx奥行き8mほどです。

右隅に写っている物を少しよって同じデータで撮影してみ

ました。

結構立体感があっていい感じです。実際の現場ではこれを

キーライト、リムライト、フィルライトと考えて使います。

サンプル作りに使った大きさの部屋ほどなら結構簡単で効

果が出せるので面白いと思います。

皆さんも、チャレンジしてみてください。