銀塩プリンタ 真夜中の修理作業

午後9時、この日は四つ切プリント数枚とA5サイズのプリント数十枚など電気代を節約し短時間処理で処理薬品に負担をかけないように銀塩プリンタを稼働するのは1日1回と決め夜間作業にしています。

ところが、プリントしてもプリントが排出されずエラーが出ます。

どうやらプリントは処理槽の中で紙詰まりしている様子、処理部を開けて調べてみると処理槽の中央あたりにペーパーが止まっています。

取り除いて再度プリント。

また、同じ辺りでストップ、はっきりした故障原因がつかめず小手先の対応で数回プリントを繰り返し・・・時刻は既に午前0時。

何度確認しても見落としていたのか、明るいところで細かく見ていくと一番上の写真のようにギヤが破断していました。

明日渡しのプリントが有るのでギヤの修理をしなければ仕事が先に進みません。

壊れたギヤを取り出してチェック、修理方法を考え即実行。

細いステンレスワイヤーとプラリペアを使って1時間ほどでなんとか出来そうです。

時刻は午前3時、修理したギアを元の処理ラックに取り付け液温を上げてプリント再開。

無事1枚目がプリンターから出てきました。

結局、作業終了は午前4時。

お客様にはお約束どおり写真がお渡し出来ます。

部品の発注もしておかなければ。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    PLIE (土曜日, 05 11月 2022 19:48)

    もう銀塩プリンタを止めるという方向がないんでしょうか。
    現代のadobeRGBで作成できるカメラと 銀塩プリンタは相容れないと思ってます。

  • #2

    kanetomo (土曜日, 05 11月 2022 22:24)

    一長一短ありますので、中々切り捨てることが出来ません。