波打った写真の複写

時々、写真などの複写の依頼があります。

その殆どはスキャナで取り込めるのですが、中にはスキャナで取り込むと写真にテカリが出たり銀が浮いて反射したりするものがあり上手く行きません。

今回は波打った写真、フラットヘッドスキャナではスキャン用光源の角度の関係で写真の上に所々波打ちしたところに反射が目立ち使えません。

そんな時は昔ながらの複写枠を使用し、デジカメで撮影します。

原稿の写真を入れ合板を載せて後ろからクサビで締め付けます。(真空にして密着する方法も有りますが機材を持ってないので)

これで波打った写真も表面のガラスに密着し平面になります。

後は光を均質に当てカメラを使って撮影します。

状況がよく分かるように原稿枠側から撮影しています。

大きなストリップライトにグリッド、そして中央部には黒紙を使って中央部の光をカット。

これで1灯が2灯になり合計4灯で照明ムラを少なく出来ます。

原稿枠はそれだけで自立するように奥行きを長く作っています。

 

 

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