額装された工芸的絵画を撮る

年に1、2度、額装された少し立体感のある工芸的な画の撮影依頼があります。

こうした画は立体感を出すため照明は片明かりで撮影するのですが、額縁が付いているので少々厄介です。

もちろん前面にはガラスかアクリルが入っているため注意しないと反射が入ってしまいます。(残念ながら額装された画はモザイクをかけています)

今回は特に額縁の竿の部分も綺麗に出すことに注意しました。

照明は大きなグリッド付きのストリップボックスを2灯つなぐように配置。(右のこちらを向いたストリップボックス1灯は使用していません)

今回使用したストロボのコマンダーとカラーメーターです。

撮影の後はデータ作成とプリントです。

プリントは銀塩、フジのフロンティアを使用します。

プリンターキャリブレーションもとってはいますが、毎度のことで作品とプリントの色合わせが大変な作業です。(照明によって色や光沢が変わってしまいます)

データの方は時々商業印刷へ送られるようなので、こちらのモニターやプリンターのキャリブレーションはとても大切です。

今回はプリントに2時間ほど、本番プリントまでに何度もテストプリントして色を合わせるので集中できる夜に作業しました。

 

 

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