吉備津神社御釜殿の煤払い

昨日は吉備津神社御釜殿の煤払いの記録写真撮影に行ってきました。

毎年、年末の恒例になった撮影。

御釜殿は桃太郎の鬼退治や雨月物語に登場する建物、鳴釜神事としても有名です。

毎日、薪の火を使うため一年間の煤(スス)はかなりの量になります。

写真でもお判り頂けると思いますが床も柱も天井も真っ黒で特に床や柱は黒光りしています。

最近、築400年の記念行事があったばかり、神職の方の祝詞奏上の後十数人の方が白装束で作業開始、手には長い笹竹を持って梁や柱、天井の煤を払い落としていきます。

建物の中は細かい煤がいっぱい降ちて来ます。

建物外の軒の下などもたくさんの煤が付いているので内部と同じ笹の葉で掻き落とします。

建物外から見ただけでは室内の漆黒の木肌は想像できませんね。

最後にきれいに拭き上げられ新年を迎えます。

さて、店に帰り仕事の続きをしなければ・・・・・・。

 

 

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