不覚! カメラが石段を転がり落ちる

昨日は神社の春祭りの時、不覚にもカメラを石段から落としてしまいました。

写真の階段、一番上から右下方向一番下までレンズのついたカメラは見事、すごい音を立て回転しながら転がり落ちたのでした。

その間、一秒半ほどの時間体は動かず、ただ自分のカメラが転がり落ちるのを眺めるしかありませんでした。

聞こえてくる凄い音から過去に経験した「レンズ真っ二つ」「フィルターが割れレンズ前面の変形」「ボディーが変形しビスの断裂」などが転がり落ちる短い時間に頭に浮かんでいました。

下にいた方が拾い上げて下さり、駆け下りた私に気の毒そうな顔で手渡してくださいました。

まだ祭りの最中で大きな音を立ててしまい申し訳ないと思う気持ちと、壊れて使い物にならないだろうという気持ちですぐにその場を離れゆっくり確認できるところへ。

まだ、くっついていたレンズを外しカメラの外観を一通り確認して、再び千切れずに済んだレンズを付けスイッチを入れると運がいいのかなんとか動いている様子。

レンズが気になったので身近にあるものでテスト撮影、シャッターも切れどうやら問題なく動いている様子、その場ですぐにピントチェック・・・多分大丈夫なのでしょう。

まだ少し撮影が残っていたのでテストも兼ねてこのカメラでも少し撮影してみました。

少しレンズフードがおかしい様子。

仕事を終えて店に帰って細かくチェック、ボディーとレンズは運がいいのか問題なし。(信じられませんが)

レンズフードは大きな割れが2箇所に入って修理できるかどうかわからない状態でした。

どうやらこのフードが衝撃をほとんど吸収してくれたのではないかと想像しています。(このカメラとレンズは立派なものです

あれだけ大きな音と衝撃でフードが割れただけで済んだのはまさに奇跡です。

さて今回もプラリペアを使って修理です。

通常は割れたところに沿って「U」字に溝を掘るのですが今回は材質が薄いので割れ目に沿ってルーターで丸い穴をあけていきます。(この穴にプラリペアを流し込む作戦です)

予定通り上手く出来ました。

プラリペアで接着完了、あとはヤスリをルーターにつけて大雑把に余分のプラリペアを削り取ります。

その後は目の細かい耐水ペーパーで表面がツルツルになるまで手作業で削って完成です。

今後は無理せず一台づつ確実にカメラを取り扱う習慣にします。

 

 

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