ソフトボックス OneLight照明法

今から5年ほど前のこと、ご家族5人を壁にもたれかかってもらい撮影したことがありました。

ライトはキーライト1灯と弱い弱いフィルインライト1灯。

キーライトはそれなりの素晴らしい効果を出しましたが、影の部分をフィルインライトが台無しにしていました。(ご覧になった方は気づかなかった様子でしたが、私はいつまでも気になっていました。)

この事があって直ぐにキーライト1灯でとる方法に切り替えました。

そんなこと考えなくても「画像処理で簡単に・・・」などといった囁きも聞こえてきそうですね。

でも、出来ることは撮影の時に済ましておいた方が綺麗で後のバリエーションも広がります。(所詮いじったものはプロの目には直ぐに判りますからね。)

中央の黒い4角が写真になる範囲。

左右が約4mになり、使うライトのモディファイヤーはお気に入りの60x30inch、少し細長いのですがとても扱いやすいサイズです。

バランスをとるためにライトやスタンドに苦労の跡がいっぱい付いていますね。

ライトの高さは上端が4mまで上がります。(写真の状態では上端は3.8m止まりです。)

ここまでセッティングしておいて本番の状態を見ながら若干位置と方向を調整します。

スタジオが広いと他にも方法がありますが当店のスタジオではこの方法で撮影しています。

 

 

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