舞台撮影に備えて三脚の準備

年に1回の日本舞踊の舞台撮影に備えて三脚の準備です。

いつもはカメラ用の三脚にはボールヘッドをつけているのですが、舞台撮影だけはビデオ用の油圧のヘッドに付け替えます。

この手の雲台は昔の写真撮影では高価で無縁の機材だと思っていたのですが、デジタルになってから必須のものになりました。

デジタルエンラージングと昔の光学的な引き伸ばしの違いに起因する問題があり、デジタルの場合はカメラの水平維持が大切な要素となるからです。

ボールヘッドを取り外しビデオ用の雲台に付け替えます。

撮影場所に立てたら三脚側の水準器を見て三脚を水平にします。それから雲台にカメラをつけカメラの水準器でカメラを舞台の端から端まで振りながら水平が狂わないようにもう一度全体を細かく調整します。三脚とビデオヘッドの間にレベラーを入れると調整が楽なのですが、荷物が増えるので今回は使用しませんでした。

写真のビデオヘッドは安価ですが結構重いものまで大丈夫です。(5Dに70-200など十分余裕があります)

正確にセッティング出来ると現像からプリントの工程がすごく楽になります。

一度使うと舞台撮影では手放せない機材ですね。

 

 

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