ライティングレッスン163 「プレミアムライティング」に迫る(その2)

今日は同業の方が仕事の依頼で来られたので、早速昨日の続きをしてみる事にしました。

昨日用意したライト2灯をセッティング、順番にモデルになったり撮影したり短時間でテスト撮影をします。

ストロボライトの出力はキーライトは1/256(3.5Ws) バックライトは少し距離があるので1/64(10Ws)

今回セミナー中に質問したことでテストして頂けなかった事も(時間の関係だと思いますが)この追試でやってみました。

アンビエントライトと絡んだストロボ撮影ではとても大切な事で、このテストなしに普通の人には今回の照明はなかなか理解出来ないのではないかと思っています。

それはシャッタースピードの変化と出来上がる写真の雰囲気(アンビエントライトの変化とそれが影響するシャドー部分の変化の度合いです。)

以下にその写真を載せておきます。

ISO 50  1/250  F1.4  フェイク「プレミアムライティング」

ISO 50  1/125  F1.4 

ISO 50  1/60  F1.4 

ISO 50  1/30  F1.4 

ISO 50  1/15  F1.4 

今回使用したカメラは1/250秒までシンクロする1Ds3 レンズはシグマ85F  1.4

トランスミッターは今までブログで取り上げた中で性能の良かったサイバーシンクトランスミッターとサイバーシンクトランシーバー。

一番最初の写真は1/500で切っています。

もちろん幕切れを予測してフレーミングしていますので、このスピードでも絵になります。

今回シャッタースピードを変化させてみましたが、この特徴あるライティングの許容範囲は1/250前後半絞りづつ辺りまでがなんとか「プレミアム」と呼べる域にあるのではないかと考えています。(広く考えるともう半絞りづつ伸ばせると思います。)

また1/250の写真にフェイク「プレミアムライティング」としてあるのはご本人に確認してないので、これで合っているのかどうかの確認が取れておらず、私の主観では決められないためです。

また撮影後は後処理が施されているようですが、ここではその辺りのことは取り上げません。

興味のある方はお越しいただければ直接わかる範囲でお答えいたします。

今回の追試いかがだったでしょうか?

やってみるといろいろな事が判ってきます。是非皆さんも気に入った写真を見つけるとライティングを真似てやってみてください。

良いトレーニングになります。(クリックが多いと次回へ続きます)

 

 

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