トーンカーブで調子を整える

先日の「ライティングレッスン159」ではレンズに太陽の光が直接入ってしまいフレアーの出た写真になっていましたが、あえて撮ったままを掲載していたので少しネムさや違和感を感じた方もいらっしゃるのではないかと想像します。

参考までに昨日の写真を下に小さく載せておきます。

シャドー部分が締まっていないのと全体に彩度が下がっていて写真に力がありません。

「こちらの方が柔らかくて好みです」とう方もいらっしゃるでしょうが、最初の写真は昨日の掲載データをトーンカーブを使って補正してみました。

比較すると調子の出方に差があるのが良く判ると思います。

今回のトーンカーブ補正はこのように動かしています。

最初に写真データを16ビットRGBモードにして、それからトーンカーブを調整しています。

こうすることによって階調が失われていくのをかなり抑えるとができます。

「こんなことしなくてもフォトショップの他の機能や他のソフトで簡単にできますよ」というご意見もあると思いますが、トーンカーブでの色調整なので他は無視いたします。

RGBデータを少し大きく動かすことによって彩度も上がってくるので、今回はトーンカーブ調整だけで彩度は触らずに終わってしまいました。

フォトショップのトーンカーブは256階調全てを動かすことが出来る非常に強力な機能を持っています。

プロの方でまだ使われていない方は是非自由自在に使えるように練習してみてください。

 

 

 

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