「夏休みの宿題」雲の色補正


最近の蒸し暑さは尋常でないように感じるのですが、歳から来るのか実際そうなのか良く判りません。

さて、今日は雲を色補正してみました。ニョキニョキ立ち上がる入道雲は夏の壮大な空のショウです。

写真補正のテクニックは話題としてはかなり少なくネットで写真を見ても色補正についてまでの評価はなかなか見ることが出来ません。

いろいろな人の写真を見るとそこに至るまでの過程を写真の上から僅かながら知ることが出来るように思います。

元画像の状態、補正のやり方、最終的な写真に残り現れたそれらの痕跡。

そうした目で一枚一枚写真を拝見すると、撮影の確かさや後処理の旨さ、まずさも幾らか分かるようになります。

上の写真は処理した結果で、この処理の仕方も覚えておくとテクニックを上げる役に立つかもしれません。

そこで、下に元データも載せておきますので、元データ元から上の写真の調子に再現してみて下さい。

元データの写真は蒸し暑く水蒸気の多い日に撮影していますのではっきりしない入道雲です。

さて、最初の写真の雲の調子に出すためにどの様な修整方法をとったでしょうか?

それが今回の「夏休みの宿題」です。

やってみると面白いかもしれませんよ。

上級者はやらないでも解るでしょうが・・・・・・腕に自信のある方もそうでない方も是非チャレンジしてみてくださいね。

ただし、賞品などは一切ありません!

(アプローチの仕方は沢山あると思いますが、あまり手間暇かけておりません)

出来た方も出来なかった方もコメント入れて下さいね、楽しみにしています。

 

 

ついでにブログ記事下の「海」「くじら」をクリックしておいて下さい。

よろしくお願いいたします。

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コメント: 6
  • #1

    もり (木曜日, 18 8月 2016 13:26)

    いつも勉強させていただいています。ありがとうございます。
    「夏休みの宿題」挑戦してみました。cameraRAWフィルターで色温度を調整後、白レベルとハイライトを上げ、自然な彩度と黒レベルを下げました。いかがでしょうか?

  • #2

    kanetomo (木曜日, 18 8月 2016 13:41)

    いつもご覧頂きありがとうございます。
    申し訳ありません写真が見えません。
    よろしければ下記メールアドレスへお送り下さい。
    よろしくお願いいたします。
    kanetomo883@yahoo,co,jp

  • #3

    もり (木曜日, 18 8月 2016 15:53)

    仕事としてたくさんこなすには、もっと効率が良い方法があるのでしょうか?ミニラボ機で補正するのが早くて正確だと思っているのですが、パソコン上のフォトショップでの補正はモニターと出力機の色合わせなどもからんでくるので、とても難しく感じていますし、悩みの種です。
    宿題では、取っ掛かりで発色を良くする事を考え、彩度を上げたのですが不自然な空色になり悩みました。何気なく彩度を下げたところしっくりきました。何でも彩度を上げれば良いというものでもないんだな、と。収穫でした。ありがとうございます。

  • #4

    kanetomo (木曜日, 18 8月 2016 16:19)

    お仕事の内容や流れが判らないので何とも言えませんが、個人的にはミニラボ機での補正はほとんど使用しません。(ミニラボ機の補正のかかりようはプロの仕事ではあまり使い物にならないと感じています。)
    ですからプリント以前にデータは全てを調整しておきます。
    パソコンのモニターとミニラボ機のプリントのキャリブレーションを行い色を合わせます。
    画面とプリントでは全く合わない苦手な色もありますのでその辺りは勘を使います。
    本当はこの辺りの事をもっとブログで書きたいのですが、言葉や写真で説明するのが大変なので未だ出来ないままになっています。
    近くですと機材を持ち込んで説明できるのですが、プロの目にかなうようにする事は本当に難しいことです。

  • #5

    もり (日曜日, 21 8月 2016 11:09)

    ご説明いただいたフォトショップでの補正方法練習しています。今回やりとりしていただいた中で、解決に向かうきっかけが掴めそうな気がしています。まずは自分の考え方も変えていこうと思います。ありがとうございます。

  • #6

    kanetomo (日曜日, 21 8月 2016 12:54)

    コメントありがとうございます。
    努力は不可能を必ず可能にします。
    頑張って続けてください。