ストロボの熱中症対策「電池室の改造」

私の使用しているクリップオンストロボは純正と中華製です。

純正品は素晴らしい出来で中華製製品と比べるとより強力でより均質な光を出すのですがラジオ対応ではありませんでした。(最新のものはラジオ対応ができるようになっています)

その唯一の欠点から使い始めたものが写真の中華製ストロボです。

このストロボはラジオ性能を除いて欠点だらけです。

そうした欠点を少しでも改善したいと思い今回も改造を加えることにしました。

今回の改造は以前ブログ記事に書いた「熱中症」です。

上の写真を見るとお分かりになると思いますが写真右は改造前で電池室が区切られ電池に丁度の大きさに作られています。

この仕様が連写の時に電池から発生する熱の逃げ場を無くしているように思っていました。

そこで、隔壁を上から35mm程度削り取って電池室の空間を広げてみることにしました。

ボール盤とミニルーターで隔壁を削り取っています。

結構手間のいる作業です。

これをトリフラッシュに取り付けて昨日は本番で使用してみました。

暑さの中、撮影の最終段階に3台のうち1台が「熱中症」の症状です。

幸い、2台が動いているのでそのまま撮影続行で無事撮影を終え、確認してみると改造前の物がダメになっていました。

改造品ともう一台はなんとか最後まで使用出来、最後まで動いたストロボの電池を抜き出して電池を手のひらで握りしめてみると明らかに改造後の電池の温度が低いように感じました。

この経験をもとに手持ちの中華製ストロボ全ての電池室を改造することに決めました。

 

 

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