背景布の手入れ

昨日撮影後、白の背景布の手入れをしました。

写真スタジオでは沢山の種類をお持ちのところも有るようですが、当店では通常5本が掛けてあります。

その中の1本は最近自分で塗り直した白い背景布で、性質上汚れが直ぐに目立ってきます。

以前はネガフィルム用に少しベージュ系の色(ネガの場合ハイライトがいつも青く仕上がっていたのでこれを打ち消すように予め着色)を使用していましたが、デジタルになって色の再現性がネガより格段に良くなりこの色が逆に気になるようになり、DIYで塗り直していたのです。(以前のブログ記事)

部分的に擦れた跡(少し黒い筋)や靴底のパターン等汚れ具合まちまちですが同じ塗料を小さな瓶に小分けして置いていますので、これを使用して目立つところだけ小面積を叩くように塗っていきます。

使用するのはスポンジシート(包装材などに使われているもので何かを買った時にいっぱい入っていたもの)を丸め紐で縛って刷毛の代わりにしています。

目立つところだけなので10分もかからず終わってしまいます。

後は壁面に巻き取り途中で止めて乾燥させます。

バックスクリーンを販売している会社の人から既存の背景布に重ね塗りは重くなるのと塗料がひび割れるので良くないと言われていましたが、やってみると意外にも良い調子で使用できています。

ただ、塗料の臭いが残ることと収縮で背景が少し巻き込むように強く曲がってしまうのでその辺りが少し問題だと思います。

 

 

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