モニターとプリンターのキャリブレーション

HDDを交換するとすべてのデータがクリアされるので、使うソフトを入れた後は色を見る仕事で重要な作業、モニターとプリンターのキャリブレーション作業を行います。

上の写真はキャリブレーション前の画面の色

使う道具はエックスライトのi1PRO2。

手順通りに作業を進めて10分程で完了します。

それでは、完了後の画面は

モニターのキャルブレーションを終えると今度はプリンターのキャリブレーションを行います。

銀塩のプリンターは銀塩独特の癖も有りモニターとの差が大きい色域も存在しますのでその辺りは少し辛抱が必要です。(無理難題を言わず、ありのまま受け入れる事にします。)

規定のパッチの画像をプリント、それを専用の機器で測定してプリンターのキャリブレーションが終了します。

モニター上に表示される手順に従って測定して行くと10分程ですべて終了。

これから実際にプリントしながら確認して行きます。

今回最初のキャリブレーション作業で前回のメモ用紙を無くしたため今までの設定値が判らず少し濃度と色のズレを感じた為、もう一度思い出しながら設定値を変えてやり直し、2度目でほぼ満足の出来る状態に戻り、仕事が出来そうです。

10年程前は勘に頼ってやっていましたが、こうした機材を使い始めてロスプリントが減り品質が上がったように感じています。

そして何より、世界中に通用する品質のプリントが出来る事が一番のメリットと感じています。

 

 

皆様のクリックがブログを書くエネルギーの元です。

お手数でもブログ記事下の「トマト」「傘」をクリックして下さい。

よろしくお願い致します。