ライティングレッスン143 クロスライティング

先日、同業の方が来店され、岡山写真家協会のセミナーで講師の方から教わったライティング、どのように写っているか詳しく見てなかったのでどんな感じに出ていたのでしょうねぇ?と言う話になり、当店のスタジオで状況を再現したり、ライティングレッスン143としてよく似た一般的なライティングについて説明をしながら少しの時間で練習をしてみました。

上の写真はクロスライティング、このライティングは応用範囲がきわめて広く覚えておくと色々な場面で大変役立ちます。

ライトは2灯 E640+14x60inch Stripbox 出力 1/32

ISO 400   F9.0  1/125

それではBTSを見てみましょう

このままだとご覧のようにレンズに光が入りフレアーでコントラストの低下を招きます。

スタジオライティングの場合、出来るだけハレギリをされると良いと思います。(今は後でコントラストまで調整出来ますので、ついつい手抜きをしがちですが出来る事ならやった方が良いですね、専門家は微妙な色や調子の変化を見逃しません。気付かないのは自分だけ・・・となってしまうようです。)

次にセミナーで紹介された方法で撮影してみます。

このライティング方法はなんと名前をつけて良いのか判りませんが、クロスライトと似てはいるのですが、常に背景は白バックになり、フレアも防ぎようがありません。光は方向性を失いながら人物に回り込んでいます。

どちらのライティングも長所短所は必ず有ります。

長所、短所を確実に捉え仕事で使う時にはどのようなライティングも自在にこなせるようになる事が一番大切な事なのでしょうね。

それではこちらのBTSも載せておきます。

今回のライティングの比較いかがだったでしょうか?

個人的には書きたい事もたくさんあるのですが・・・・・長くなるので今回もさらりと書く事にしました。

 

 

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