ストロボの「熱中症」(オーバーヒート)

中華製をテストしたので、今度は国産(といっても少し古い機種ですがこれしか持ち合わせが無いのでご容赦を)のテストです。

まず最初は2台並べてフル出力で連続発光開始、60発を過ぎた頃からチャージが遅くなり始めます。

ここで中断し電池と本体を冷却、電池は冷えてから充電します。(取説ではフル発光は20回までとしています。)

そして前回の中華製ストロボの時のに出た症状を勝手にストロボの「熱中症」と呼ぶ事にしました。

今回の機種はキヤノン製580EX2です。

そして1台を前回同様、日差しが一番きつい午後に1時間太陽の光にさらします。

そして1時間後部屋の中へ持ち込んで直ぐに発光開始です。

同時にフル発光を始めて丁度30発目を発光し終わった時に変化が出ました。

左のストロボのチャージが極端に遅くなりました。

やはり、違いが出てしまいました。

これで、使用前には直射日光等、本体や電池が温度上昇するような場所に置く事は避けた方が良いという事になります。

テストをやり終えてみると至極当たり前の事のように感じます。

 

ロケ現場ではライトのセットが太陽光の直射を受ける事も多いと思いますが長い時間放置せず今回の結果を参考にストロボの「熱中症」には充分注意して仕事を進めて下さい。

 

 

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