OneLightによる複写

今回は専門家がハッとする記事です。

出先で複写を頼まれる機会もあると思いますが、その時あいにく機材の持ち合わせが無くて・・・・などと言わなくても良いように1灯で複写を可能にする方法で、この他にも多くの可能性が含まれています。

写真はマンフロットの三脚にサンドバッグを使ってバランスをとり俯瞰で複写しています。

他にはワイヤレスのレリーズとストロボのトリガーコマンダー。

今回使用したストロボはE640+10x36inchストリップ+Grid を1灯(クリップオンストロボでもOK)のみ。

それでは撮影法法のBTSをご覧頂きましょう。

あらかじめ複写原稿からの距離と方向角度を決め床上にテープ(緑の養生テープ)でマーキング。

今回の場合は4方向から計4回露光(発光)で1枚の複写が完了。

後は、この4カットをパソコンで合成します。

パソコンの向こうから「旨くいくの?」と言った声も聞こえて来そうですが、処理方法さえ間違わなければ非常に簡単で綺麗に仕上がります。

ストロボの個体差が無いので色の管理と光量の問題も無くなり、後処理も楽ちんです。

もう少し工夫出来る人は考えて頂くと今まで出来なかった事まで可能になるはず、少しアイデアを膨らましてみて下さい。

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コメント: 4
  • #1

    通りすがり (金曜日, 13 5月 2016 16:14)

    2方向ではだめなんでしょうか?

  • #2

    kanetomo (金曜日, 13 5月 2016 16:43)

    通りすがり様
    コメントありがとうございます。
    複写するサイズや内容によって2方向でも問題ない場合も有ると思いますが、ムラの出方や皺の有る無し面種、サイズ等によって違って来ると思います。
    いずれにしろ「ダメ」「良い」とかの問題ではなくてより良い物を造る為の1つの方法です。

  • #3

    通りすがり (火曜日, 17 5月 2016 02:30)

    なるほど。4方向の方がムラなく皺も消えるということですね。

  • #4

    kanetomo (木曜日, 19 5月 2016 10:22)

    皺は消えませんが、より目立たなくなります。
    被写体の光量差は4灯でほぼ解消されます。
    2灯で撮る場合は仮想的に4灯にした方が光量差を無くせます。(過去にブログでそのアイデアを記事にしました)