ライティングレッスン117 ゴボを使った1灯撮影

今日はゴボを使った1灯撮影です。

ストロボ1灯で2灯から3灯で撮影したように撮る方法、その一つはゴボを使う事でも可能です。

この写真は人物右からのストーフェン付クリップオンストロボ1灯で撮影しています。

ストロボの発光面と人物の間にはゴボを入れています。

では、実際の撮影現場のBTSです。

ストーフェンを通った光は拡散されて人物前の壁面(白布)に当たり反射光が人物へキーライトとして入ります。

もう一方の人物後ろの壁に当たった光は人物へバックライトとして働きます。

人物に直接当たる光は殆ど無いのですがほんの少しの光は左肩先をかすめていますので、この光もバックライトとして働いています。

上の写真は人物を少し後ろへ下げ左肩のバックライトの入りを殆ど無くしています。

それでは今回のデータです。

クリップオンストロボ出力1/1+ストーフェン

カメラデータ ISO640 F5.6 1/100

今回はストロボ1灯の撮影なので他の光を排除するため夜間の撮影にしています。

そして使用したストロボとゴボ(アルミの薄板を手で加工し、その場で即席に作り取り付け)の写真も載せておきます。

黒い方のアルミ板は人物へ直接光をカットするためと1つの光を左右に分割する役目、青色の方はレンズに入る直接光を遮る事が目的です。



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