1枚の写真から太陽光を考える

先日空を見上げているとジェット機が飛行機雲を描きながら上空を通り過ぎた。

時間は正午近く、太陽は天頂から少し南より、ジェット機は東の空から太陽のそばを通り、西の空へ向かい始めた、するとうす雲に飛行機雲の影が見え始め、ジェット機の進行方向に一筋の飛行機雲の影が伸び始めた。(ジェット機は飛行機雲の先端にいる。)

以前にも撮影した事が有る光景なのだが、今回は太陽の光について考え調べてみた。

すると面白い事がわかって納得した。

すなわち地球の100倍以上の直径を持つ1.5億キロの距離にある太陽からここまで光が進んで来ると、仮に10キロメートル上空のたジェット機の飛行機雲の影はうす雲の中に綺麗に出る。

この事はライトを15mの距離において僅か1ミリ壁から離れた所に置いた物体の影を壁から見た状態と同じな訳だ。

これで、スタジオ内で太陽光と同じ光を作る事が出来ないのが良く理解出来たのである。

それにしても太陽の光はスケールが大きすぎて捉えにくい事も事実である。

今日はそんな事を教えてくれた1枚の写真であった。

 

 

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