シューマウントの修理

昨日集合写真の撮影を頼まれ、カメラをセッティングしているとライトが少し前傾している事に気がつきました。

よく見るとカメラのホットシューに取り付けているミニカムの発光部（ステーを取り付けたシューマウント部分）に大きな力が加わりシューマウントのプラスチック部分と金属部分が剥がれています。

集合写真はシューマウントにテープを巻いて凌ぎましたが、撮影後店に帰り食後の腹ごなしに修理に取りかかりました。

分解し内部を見てみるとプラスチックの部品にいたるとろ亀裂が入り、酷い所は折れ曲がり一部はプラスチックが折れてちぎれています。（黄色い丸い基板は他のメーカーのパーツとして見た事が有ります、結構共通部品が有るようです。

机の上にルーター、ドライバー、プラリペアなどを準備し、修理手順を考えてから修理作業を開始します。

修理後、修理前より強度を出すためプラリペアを流し込む為の溝を作ります。

次に外側からプラリペアを流し込んでいきます。

次に内部も同じようにルーターで加工しておいてプラリペアを流し込んでいきます。この時写真の爪楊枝をネジ穴に差し込んでプラリペアがネジ穴を塞がないようにセットします。

プラリペアの流し込みが終わると５分程で硬化しますので硬化する直前にネジをもとの穴に戻し軽く止めておきます。

完全に硬化すると最後に締め付けて完成です。

左はほぼ新品、右が修理を終えたもの（最終的な整形はしていません）

強度的には新品よりも有ると思います。

昼の時間１時間程で修理完了しました。昼からの仕事、さあ開始します！

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よろしくお願い致します。