ライティングレッスンNo.89の補足 「トーンカーブ」

前回、ライティングレッスンNo.89ではトーンカーブの上にバックグラウンドの濃度をプロットしましたが、それがどんな意味を持つかについて触れてなかったので今回補足する為に記事にしました。

余談ですが、私はPhotoshopでの色補正はほとんどこのトーンカーブを中心に使用しています。

このトーンカーブの持つ意味はアプローチの仕方によって違ってくると思いますが、一つの捉え方として「露出との関係はどうなっているのか」といった見方があると思います。

そこで、より深く理解する為にテスト撮影をしてみました。

これが、テストの結果です。

白の背景とグレーの背景を用意して2つを並べ、それを1ストップ(1EV)づつ露出を変えて撮影し、画像中の白のポイントとグレーのポイントがトーンカーブ上の何処のポイントになるか?

という簡単なものです。

赤いポイントはグレーのデータ、青いポイントは白のデータです。

一々説明はしませんが、赤、青のポイント間隔と明るい箇所、暗い箇所、中間調の箇所での開き具合などにも御注目下さい。(実際の露出データのバラツキについては考慮していません。)

今回は少し専門的な内容になりましたが、トーンカーブを理解する上で参考になればと思い書いてみました。

 

 

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