Godox AD360のテスト(その1) 配光特性

今回滞在中の機材、リフレクターは写真のタイプ(キットについているもの)ハンマートーン加工され高級感があります。

それに引き換え左隅のディフューザーは申し訳程度の感じがします。

仕事の合間を見つけてはテストをして来ました。

専門家がする様なテストは出来ませんが、使用する方から気になる点を見てみます。

光量が大きいと言った事から集合写真等の使用をお考えの方も多いと思いますので一番に取り上げたのは配光特性です。

上の写真はスタジオの壁に標準のリフレクターを付けて1/1出力で発光させています。(ISO100 F16)

カメラはフルサイズ24mmの画角です。(他に35、50mmの印も入れておきます)

中央と左右の端では2絞り半の差があります。

比較のため580EX2のズーム24mmの写真も載せておきます。

こちらは580EX2を2段重ねにしています。(以前、ブログ記事、ストロビストの集合写真撮影法で紹介したやり方です。)

ISO200  F16

専用機なのでさすがに優秀な配光です。こちらは中央部と両端の差は約1絞りです。

Photoshopのポスタリゼーションでステップを30に設定しましたので6段で1絞りの計算です。

上の写真はゴドックス。

次に580EX2x2

という結果になりました。

これはテストする前から想像していたのですが、ゴドックスのリフレクターは集合写真用に作られていない様です。

この用途をお考えの方は独自でリフレクターを改良又は製作するか、2灯使用する事を考えた方が良いと思います。

 

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