ライティングレッスンNo.76 OneLightベアバルブ撮影

昨日、友人のトレバーさんから「もう少ししたら店に行きます」と電話で連絡を頂いたので、ライティングレッスンを兼ねて準備して待っていると、彼が入って来てビックリしたように「なに、これ!」と声を上げたので、すかさず「ちょっとモデルになってもらえますか」とお願いして狭い店先で撮影させてもらいました。

使用したライトは下の写真のアインシュタイン640Ws1灯を1/64出力で使用しました。

ISO 5085mm 1/250  F1.8

ベアバルブとはむき出しの発光管を言うので、本来は下の写真の状態なのですが

今回はガラスドームの付いた状態で使用しています。

他にはVフラットを2組使用してベアバルブの硬い光を柔らかな光に変えています。(Vフラットの組み合わせはこのストロボの形状を利用して考えています。)

下にBTSの写真を載せておきます。

ご覧の様なストロボの向きとVフラット2組の組み合わせで光を柔らかくハイライトからシャドーへと廻しています。

Vフラットの1組は透過光を生み出すものでこちらを人物に近い所にセッティングしています。

同じセッティングと同じ光で蛇足的に載せてみます。

最近どこへ行ってもモデルが来たと冗談を言われている家内ですが、それでも敢えて載せておきます。

手にしているのは数年前発刊されたトレバーさんのライトペインティングの記事が載った写真本です。(トレバーさんは世界でも有数のライトペインターで、フォトグラファーです。)

上の写真は、その記事辺りを開いてお見せしています。

 

この撮影方法ですと、機材も少なくセッティングは1分程、何処にでも持ち運べて好きな背景で簡単に撮る事が出来ます。(なんと素晴らしい!)

 

 

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コメント: 6
  • #1

    うら (金曜日, 27 2月 2015 10:28)

    ソフトボックスの中での光の回り方を想像してしまうセッティングですね。
    アインシュタイン640Wsはどこで手に入るのですか?
    過去ブログを検索するにも、かなり数が有るので大変です。
    よろしければアップした日付、リンクなどで教えてください。

  • #2

    kanetomo-photo (金曜日, 27 2月 2015 12:46)

    うら さん
    ストロボはアインシュタインである必要はまったくありません。(ただ、バルブがむき出しになる形状なので光が広範囲に広がります。)
    どんなストロボでもこのライティングは出来ます、勿論クリップオンでも可能です。(次回はクリップオンで・・・)
    今回の出力1/64は10Wsです。
    ストロボはアメリカ本社から友人を介して入手しています。
    必要なら手配いたします。

  • #3

    うら (金曜日, 27 2月 2015 13:31)

    今回のブログとは関係のない事なのですが。


    先日教えていただいた、光源の面積が広くなるほど回り込む光が増え、影が少なくなる。
    その結果、柔らかいライティングになる。
    被写体と、光源との距離に関する質問の時に教えていただいた事でした。
    カメラの純正ストロボを直接炊くと強い影が出来ると思っています。
    しかし、光源を大きくすればそれは無くなる。
    金友さんの過去のブログを読み直していると、外でのワンライト撮影にはいくつかの方法を使い分けておられます。
    非常に興味を持った書き込みが、タイトル
    「ロケガサ」のひらめきを自分の物に」12月15日の書き込みです。
    透過の白の傘による外での撮影はその後、多く登場しますね。
    その他に、インパクトのクイックボックスを使った撮影。

    アドバイスをいただきたいのですが、
    傘の内側の白に光を反射して使う昔から良く有る通常の方法に、カサトレ(傘に白いキレをセットし、簡易型のソフトボクスになる)をプラス。
    この方法で簡易型のソフトボックス。

    この方法と、上に書いた金友さんのインパクト、ロケガサ、ムーンユニット。
    かなり違う物なのでしょうか?



  • #4

    kanetomo-photo (金曜日, 27 2月 2015 16:19)

    うら さん
    私はあまり判って使用している訳ではありません。ただ、結論を出すには状況が一つづつ違い色々あり過ぎて纏めきれないのが現実です。
    モディファイヤーが違えば出る光もすべて違います。(大雑把な捉えようではどれも大して違いません。)
    それらの違いは、感覚的に捉えています。(実際にやった状況を頭に入れ、撮影画像の具合と一緒に記憶しているのでしょうか・・・、そういった感じで捉えています。
    「キラキラした光」「柔らかでコントラストが欲しい」など要望があればその感じが出せる物を引っ張りだしてきて使用します。
    多分、ライティングレッスンが大きく影響していると思います。
    同じ物を使用しても同じ結果になる訳ではありません。
    出力、環境光、照明比、色、光の方向性など、そういった要素に加えライトの当て方やカメラの設定によって無限に変化します。
    もうとらえどころが無くなってしまいます。
    例えば透過傘はソフトボックスよりもまわりにいっぱい光を出しますので狭い部屋で使うのか屋外で使うかによって使用法を考慮しなければいけません。
    何れにしても使用する機材の特徴をつかんでおく事が使いこなす上では重要と考えます。
    最後のご質問については違いは殆ど無いと思いますが、出来ればご自分で経験される以外に方法は無と思います。(パワーの違い、扱い易さの違い、重さの違い等捉え方にもよります。)
    答えになったかどうか判りませんが、感じた事を書かせて頂きました。

  • #5

    うら (金曜日, 27 2月 2015 17:16)

    ありがとうございます。
    過去のブログで紹介されていた、
    「クリップオンストロボのオフシュー装着」10月17日の記事。
    Godox製の取り付け部。
    購入しようと思い調べていました。
    以前、プロペットさんから購入した、「マルチパラソルディフューザーL」。
    これで十分だと思っていましたが、アマゾンでお得な物を見つけてしまいました。
    「Godox 80×80cm 折りたたみ ソフトボックス S型スピードライトブラケット」
    金友さんのブログで紹介されていた器具に80cm角のソフトボックスがついて、4599円。
    うさんくさいと思い調べてみると白いきれには蛍光塗料を使用していないようです。
    中にディフューザーが1枚。外側に1枚。

    こんなに安くて大丈夫なのかと疑いまだ結論出してません。

    お騒がせしました。

  • #6

    kanetomo-photo (金曜日, 27 2月 2015 18:41)

    うら さん
    何でもとにかくやってみる事ですね。
    やった事しか身に付かないと思っています。