スタッフに強く望む事「練習」

曲がりなりにも写真に携わって半世紀が過ぎようとしています。

毎日の仕事が同じで忙しくしていれば問題ない事かも知れませんが、多種多様な仕事を受けなければならないので、その都度使用する機材や状況が違う仕事をやり遂げて行く為には「練習」は欠かせません。

機材はその都度必要と思われるものを揃えて来ましたが、新しい機材が入るたびに頭や腕に叩き込まなければなりません。

最初に使用するには、その機材の事を最低限マスターしておかなければならないのです。

買って直ぐお客様の前で使用出来るもの等ほとんどないのです。

昨年より、今年、今年より来年が良くなるように、私たちにとって「練習」は最も大切な事なのです。


もう4、5年前になりますが、外国の写真に関する動画のサイトでスポーツ選手がトレーニングしている動画が紹介されました。

スポーツ選手は毎日浜辺で目標に向かってトレーニングするが、カメラマンはどうか?といった内容だったと勝手に記憶しています。

その動画はどういった理由か判らないのですが、直ぐに削除されてしまい今は見る事が出来ません。

何処の国の何と言う方がアップされていたのか判りませんが、この動画は私の心にぐさりと来ました。

今回の写真は保育園や幼稚園の発表会を撮影する為の練習風景です。

実際の状況を頭に描きつつ機材のセッティングを行い撮影してみます。

機材の組み立てや大勢の人が居る中で安全管理など気を付けなければならない事が沢山あります。

そういった事への配慮等、練習して心に余裕がないと出来なくなります。

今回のセッティングの床面積は900x650mmで倚子2脚分で収まります。

広いにこした事はありませんが3時間程度の仕事場なので、これだけの場所でなんとか収まりそうです。

 

事のついでに書きますと、私が中学生の時に小柄な体格の岡本校長は毎回朝礼台に上がられると何時も「練習は不可能を可能にする」と何度も何度も言われていたのを思い出しました。

 

 

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