モニタの交換と増設

最近の事、銀塩プリンター(フジフロンティア)DIコントローラーのモニタを交換しました。

今まで使用していたものは2006年に購入した物で、既に40000時間をはるかに越えていました。

まだまだ通常の使用であれば何の問題もなく使用出来ます。

最近、厳密にモニタ調整をすると今まで使用していたモニタには粗がたくさん見えてくるようになりました。

そして、銀塩プリンター本体を交換してからはちょっと酷い状態になってしまいました。

それは下の機器との接続に問題があって発生していました。

以前は銀塩プリンターとDIコントローラー、フィルムスキャナー(ネガポジフィルムのプリント専用スキャナー部)の3部構成でしたが最近は殆どフィルムスキャナー部を使用しなくなったため、スキャナーの代りにもう1台パソコンを入れてシステムを動かす仕組みになり増えたパソコンのモニタをDIコントローラーのモニタと兼用にするため自動切替器をつなぐ仕様になっています。

この切替器はアナログ接続になっていて最近の大型のモニタを使用すると細かい文字等ににじみが目立ちます。(最近はアナログ接続等見かけません、最新の機器なのにこんな所が少々時代遅れです。)

モニタのキャリブレーションを行うと色はまずまずなのですが、作業をしていると何か違和感を感じるのです。この違和感の原因はモニタの解像力から来ていると判断しました。

モニタを見て今まで通り色を直してプリントすると車道部分が薄く仕上がるのです。

そうです! シャドウ部分のディテールが潰れて見えるのでそこを出す為に少しシャドウ部分の濃度を薄めにしていたのです。

原因が分かれば後は対応する事が出来ます。

最終的には安い液晶モニターを1台入れてFMPC専用モニターにし、DIコントローラーはデジタル接続に戻しこれを機に新しいモニタに入れ替えた次第です。

私のような事をしなくても済むようにここにブログ記事としてまとめてみました。

この事はキャリブレーションの落とし穴の一つになると感じています。(今時こんな接続方法をする人が居るとは思えませんが・・・。)

 

 

今回、長くダラダラしたブログをお読み頂きありがとうございます。

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