飛行機とエッジバーニング

昨日は、店の上を軽飛行機が何度も往復していたので、撮影してみました。

機体の番号をネットで検索すると直ぐに答えが出て来ます。

店の上当りにくるまでに北の方角から何度も地表をスキャンするように飛んでいましたので、精密な航空写真を撮影しているのでしょう。

写真からも見て取れますが機体の底部に丸い形のものが見えています。

これが高性能の約2億画素程のカメラになるのでしょうね。(多分撮影している私の姿も移っているのではないかと想像しています、何せ5cm程度のものまで解像するようなので。)

3ヶ月程前にも少し離れた場所で同じような飛行をする別の航空機がいましたので、結構航空機ビジネスは景気がいいのでしょうか?

 

その辺りの勘ぐりは止めて、この飛行機の写真を使用してエッジバーニングについての話です。

読んで字の如く、写真の縁の部分を焼き込む手法です。

この手法は昔から写真プリントの時に良く使われる方法で、プリントに引き締まった印象を与えたり中央部分に視線を集めたりする効果が有ります。

Photoshopを使用しての方法も沢山あり、その方法によって個性が出る処理の一つだと思います。

元画像は下のものになります。

次にモードをRGBでエッジバーニングした画像を載せてみます。

次に元画像をLabモードでエッジバーニングしたものを載せます。

 

使用した写真では少し判りにくいかも知れませんが、Labモード(Lチャンネル)にエッジバーニングしたものとRGB(RGBチャンネル)にエッジバーニングしたものを比較するとRGBで焼き込んだ方は彩度に違いが出てくる事と色が少し転んでしまいます。

Labモードでは色が少し沈んで感じるかも知れませんが、比較的バーニングした所が目立ちません。

僅かな事のように思われますが、この辺りの事が旨く出来ていない写真をネットで多く見る機会がありますので今回少し書いてみました。

人の目は派手な色の方に引き寄せられますので、エッジバーニングした所へ視線がいってしまい逆効果になるものも多いので参考にして頂ければ嬉しいです。

 

 

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コメント: 1
  • #1

    くらとも (金曜日, 26 9月 2014 00:51)

    エッジバーニングなんて言葉自体知りませんでした。初めて聞く用語でまた詳しく教えて頂けるとありがたいです。