ミツバチ撮影の変遷

今年はミツバチで撮影練習を始めて5年目になりました。

最初は高松城址で蓮の花を撮った事に始まりました。

早朝蓮の花に群がるミツバチの多さに驚きストロボも使わず撮影していました。

今のようにアップではなくあくまで蓮の花が主体です。

その年には早くもミツバチをクローズアップで撮影しています。

既にクリップオンストロボのオフシューライティングもやり始めて数年が経っていましたので、そういったテクニックをクローズアップに取り入れました。

撮影を始めて2年目から昨年までは上の写真のような機材を使用してミツバチにバックライトを入れています。勿論、2灯目はカメラレンズの横で手持ちで持ちながらシャッターを切っています。

この頃はミツバチのクローズアップ撮影はピントが合って、フレームの中に何とか収まっているものは約3/1000の確率で、撮影を終えて店のモニターで確認すると、惨憺たる結果でしたが素晴らしい写真も稀にありました。

こんな調子でも撮影練習を毎年続けました。

今年はもっと確率を上げて良い写真を撮影したいと思い2回の改良を経て最初の写真のようなスタイルになりました。

現在、この方式は素晴らしい写真の確率が1/25にまで上がってきました。

最初の方式ではライトスタンドを使用するため、撮影範囲と自由度が小さくなった上に片手で1灯のライトともう一方にカメラを持つためカメラの安定性とライトのスイートスポットのズレを招きます。

 

それと比較して今回の方式はライトとカメラを一体化してしまいますのでカメラの保持も両手で行え、その上にライトのスイートスポットも外す事がありません。(上の写真では一番左の蝶ナットが付いている位置にカメラの三脚ネジが来ます。)

多少の重さを辛抱すれば今回の方式は素晴らしい結果を生んでくれました。

上の写真でストロボのアームにゴムが巻き付いていますが、これは建築金物とアームとの接合部が1/4インチのネジ一本で止めている為すぐにネジ部分が緩んで止める事が出来ません。

そこで、4mmの盆栽用のアルミの針金にゴムチューブを被せて金物からストロボアームに掛けて巻き付けて動かないように固定しています。(このアイデアはとても良い思いつきでした。)

ミツバチの撮影練習もあと一週間程となりました。

撮影に自分で注文を付けながら後半の撮影練習に取り組んで行こうと考えています。

 

 

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