光はどこから

人物撮影された写真などを見る機会はネットの隆盛とともに飛躍的に多くなりました。

私も毎日毎日世界中のたくさんの素晴らしい写真を見るよう心がけています。

中でも、素晴らしいと感じた写真は光の使い方を見極め、そのテクニックや写真の出来る過程を思い浮かべています。

ありがたい事に写真は万国共通語なので、言葉がわからなくても見れば理解できるのです。(唯、観る練習が必要です。)

光を見る一つの方法としてキャッチライトを観察することがあります。

このキャッチライトから何が判るのでしょうか?

写真の中の非常に小さな部分なのですが、オブジェクトに対する光の角度、強さ、使用したモディファイヤ、光の質等多くのことが判ってきます。

今回使用したものはクリスマスボール。

もう随分前のことになりますが、写真のライトについて興味を持ち始めた頃、ちょうど人の黒目サイズの半球体を使用して、ライトの位置決めに使ったことがありました、何分小さく周りの物が綺麗に識別できませんでした。(それでもなんとか使っていましたが、やがて面倒になり使わなくなってしまいました。)

最近、海外でこの様なボールを使用している人を見かけたので、早速手に入れ撮影に使い記事にしてみました。

直径100mmのシルバーボールを置いて撮影するとキャッチライトにどのように写るか、光の方向と角度、モディファイヤーの種類、サイズ、光量等キャッチライトより細かく多くの情報が写真に記録されます。

撮影記録用としてもとても便利です。(撮影者も写るんですからね。)

参考のため、目の上にキャッチライトが重なるようにシルバーボールを透明度50%で重ねてみました。

赤線の円は黒目のサイズで、赤丸内の画がほぼ綺麗に重なります。

キャッチライト以外でもライティングを判断できる箇所はたくさんあります。(面積が多いので一般的に情報量も多いです。)

写真のライティングについては文章にし難い面が多いので、もっと上手く表現できる文章能力が身につきましたら書きたいと思います。

 

 

毎日ブログをお読みいただきありがとうございます。

これからも日々研鑽を続けて参ります。

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