コールドラミネートについて

当店では20年くらい前から台紙貼りの写真にコールドラミネートをするようになりました。

理由はお客様からお預かりするお写真がカビにやられて部分的に変色している物が多く、なんとかしたいと考えた結果、取り入れた対策でした。

当時、ホットラミネートは自家用車が買えるくらいの価格でしたのでちょっと手が出ませんでした。

このコールドラミネートはウィスタとニードの2社が有り、純日本製のニードに対しウィスタ製はメードイン台湾だったように記憶しています。価格はウィスタ製はニード製の約半分。

やってみて悪ければ他の方法を考えようと思っていた為、台湾製の物を購入しました。

使用してみると思いのほか写真が奇麗に見え結果も良かったので現在も使い続けております。

 

ところが数年前からゴムローラの所々に小さなくぼみが目につくようになりラミネートしても凹みの影響で小さな気泡が写真とラミフィルムの間に出来てしまいます。

 

そこで、対策を考えました。ラミネートフィルムの上にクリアファイルの片面を切り取りローラーとラミフィルムの間に入れてローラーをかける事にしました。

これで気泡も出ず奇麗にラミネートする事が出来ました。

少し面倒かも知れませんが、この方法は経費数十円で従来通りの性能を発揮出来るようになり、仕上がり結果も上々です。

ついでに、コールドラミネートの方法を8X10のプリントで説明しておきますと。

ラミネートフィルムは短辺側を8X10の8インチ巾に合わせて上の写真の裁断機でカットしておきます。

次にプリント表面のゴミを取るためラミネートをやり損ねた物を使用してプリントに一度ラミネートをします。

これを直ぐはがし、表面からごゴミのとれたプリントを今度は本番の新しいラミネートフィルムの間にはさみその上にクリアファイルのシートを置いてローラーに通します。

これで完了です。

安物を買うと後で苦労するお話いかがだったでしょうか?

 

 

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