プリンタプロファイルの落とし穴

最近、銀塩プリンターの調子が悪く再プリントの割合かなり多くなっていました。

新しいキャリブレータで1600パッチを測定して調子良くプリントしてたのに・・・。

何か、変、写真の調子が気になっていたので、何度もキャリブレーションをやり直し、モニターやプリンターのせいにしていたのですが、あれこれ対策をうってもあまり変化がありません。

 

上の写真はモニター画面人肌の見え方

上の写真は銀塩プリンターで出力した時に出るムラ。

結局プリンターのプロファイルに問題が有るのかもしれないと疑いを持ち始め説明書をもう一度見てみることに。

そして「ポイント」に書かれている事が気になり、これを参考に800パッチでもう一度プロファイルを作り直す事にしました。

結果のプリントはムラも無くなりつながりのある奇麗な諧調が出るようになりました。

今までパッチ数が多ければより良い物が出来ると思い込んでいた為に見落としていたのかも知れません。

今回の件で今までの思い込みは間違いも含んでいたと反省しています。

悩み事が一つ減り何だかほっとしています。

個人でやっていますとこうした事に何度もぶつかり、その度に何日も悩み続ける事になります。

今日からプリントのNGに悩まされる事も少なくなり効率も上がっていくと思います。

それにしてもマニュアルは思い込みを捨てて何度も読み返して見ないと駄目ですね。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    WongTang (木曜日, 27 3月 2014 21:14)

    これは目から鱗です!
    ...多ければよい訳ではないと。

    測色を自動化するアームみたいなもの?があると良さそうですね。結構なお値段だったと記憶していますが..

  • #2

    kanetomo (木曜日, 27 3月 2014 21:38)

    メーカーでも判っているのでしょうね、ポイントとして記述してあるくらいですから。
    800パッチは手動でやってもそんなに時間はかかりません。商売でなくCPを考えると手動で十分です。