センサークリーニング その2

先日、センサークリーニングの記事を書いたのですが、お客様がクリーニングをしてほしいとカメラをお預かりしました。

実体顕微鏡で確認しますとセンサーの表面にはあちらこちらに多くのゴミが見えます。

撮影によって現状のセンサーの状態を記録してみますと画像の上からもセンサーには多くのゴミが確認できます。

クリーニング前、カメラはEOS30D F32で撮影

画像の上方向がカメラでは下側になりますので、画像では上方向に小さなゴミが無数に有ります。

早速、クリーニング開始です。

今回はクリーニングペーパーを10枚使用しました。

1回ごとに拭き具合いを実体顕微鏡で確認しながらクリーニングします。

センサークリーニングを終えた状態の実体顕微鏡の画像です。

確認できるゴミはほぼ無くなりましたが、拭いても取れない物が一つ残っています。

クリーニング後、絞りF32の撮影画像です。

センサーのクリーニングでは、センサー部分だけでなくミラーやレンズマウント(ボディ、レンズ)も合わせて手入れします。

特にレンズマウント部には金属粉が発生しやすいので、この部分は要注意だと思います。

 

 

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