着付けヘラを作る

今日は成人式、多くの写真館や写真スタジオは忙しくされていたのではないでしょうか。

当店でも早朝、撮影準備にかかり夕刻前に撮影終了となりました。

最近は、撮影の方も年相応の仕事量になって来ましたので、一頃のように一日中休む時間もなく撮影する事は無くなりました。

成人記念の撮影はは着物姿の女性がほとんどですので、ちょっとした着崩れを直すには着付けへらを使う事が有ります。(色々な形の物が有るようですが)

当店では、暇な時に私が自作しております。

自宅に置いてある材木の中からケヤキの端材で厚さ6ミリ幅25ミリ長さ250〜300ミリ程度の材料を選んでベルトサンダーを使用して削りだして作ります。

左2本の材料を右の様な形状に加工します。ベルトサンダーを利用すれば誰でも簡単に作る事が出来ます。

材料は広葉樹の堅めの木材が良いと思いますので桜、栃、ブナ、楢などが使用出来ると思います。

庭木の剪定した太めの枝でも利用出来ると思います。(良く乾燥させておけば色々な細工物に利用出来ます。)

奇麗に削りだして少し細かいサンドペーパー等で仕上げた後は、ビーズワックスを塗って完成です。

このワックスは家で飼っていた日本ミツバチの巣から作った物で、木工で作った物の仕上げによく使っています。

ワックスを塗込んだケヤキのへら、使い心地は滑りが良くてとても上等です。

写真館の仕事もパソコンに向かう時間が多くなっていますので、気分転換に木工などいかがでしょうか?

 

 

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目標達成までまだまだ時間がかかりそうですが、少しづつ近づいて行きたいと思っています。ご協力頂ければ幸いです。