粒状性の比較

今日はインクジェットと銀塩の粒状性についての比較です。

あくまで、私個人のテストと見解です。そして、これらの比較は、現在使っているフジの銀塩処理機(プリンター)を次の物に買い替える時の参考にするために行っているものです。

銀塩プリントを実体顕微鏡で15倍に拡大してipadminiで撮影したもの。

(ピントはプリント表面の傷が見えていますのでそこそこきています。)

エプソンの業務用インクジェットプリンタSuperLabのプリントを実体顕微鏡で15倍にしてipadminiで撮影したもの。(黒い部分や白い部分にきめの粗さが目立つ)

プリントを実体顕微鏡で確認しますと、まだまだインクジェットは粒状性が粗い感じです。

昔のフィルムで言うとISO100とISO1600位の差があります。

銀塩は、粒状感がそろっていて、しっとりとした感じに仕上がっているように思います。

ただ、以前と比較すると確実に差は縮まって来ているように思います、粒状性について言えば上の写真のようにまだかなりの差があるようです。

(写真の緑の丸の部分を撮影しています。上がインクジェット、下は銀塩プリント。)

 

実体顕微鏡は、カメラのセンサーを掃除する時やプリントの確認(レーザー露光のズレ等のチェック)に使用しています。カメラセンサーの点検では良く活躍しています。