森へ

20年ほど前の事になります。17年少々勤めた会社を辞め、家業を継ぐ事に決心しました。

その頃は、時間があったので、良く図書館で本を借りては読んでいました。

そんな中、「森へ」という本に出会いました。確か「ダリウス キンゼイ」の写真集だったと思います。

今ネットで調べると「D.ボーン、R.ペチェック著 森へ ダリウス・キンゼイ写真集」となっていました。

この分厚く重い写真集を開いて、その写真の迫力に衝撃を覚えました。巨木と木こりの写真の数々、また、写真の機材のすごさ、三脚の大きな事、十分にその苦労が想像出来るものでした。

これに比べると私が使った事のある暗箱など玩具のようです。私も4切までは使った事が有りますが、当時も感光材料はフィルムですので、ガラスのより大きなサイズのものは想像するしか有りません。

この本、絶版なのでチャンスが有れば図書館などでご覧になってください。

 

その本の中で、キンゼイさんが広告に載せてたフレーズにこういうのが有りました。

(私の店用に変えてあります)

 

金友写真店のたった一つのお願い

  もし、お写真が気に入られたら、

      お友達に教えてあげてください。

  もし、そうでなかったなら、

      金友写真店にお教えください。

 

このフレーズが気に入って自分の名刺の裏へ印刷していました。

店にも紙に書いて置いていましたが、今は見あたりません。

また、復活させましょう!