セミの抜け殻を手持ちフォーカススタッキング

簡易型のフォーカススタッキング装置を作る資料にするため少し手持ち撮影を続けます。

まずは時節柄セミの抜け殻スタッキング枚数は26枚手持ちなので構図がずれた分ボケたようになって不鮮明になった箇所もありますがカットせず載せておきます。

こうしたところが何故起こるか、どうしたらもう少し手持ちで精度が出せるか考えます。

少し風もあるので抜け殻自体も動いていますが面白いくらい綺麗に出ます。

すっかりハマり込んでしまいそうです。(もうすでにハマってしまいました。)

次はトンボで両方の羽までピントを求めます。

前回のトンボは両羽根にピントが来ていなかったので少し絞り、撮影枚数を抑えています。

この写真で14枚の合成になりますが、風が少しあったせいか羽の部分部分が薄くなって消えていたり変なトーンが出たりダブったりといろいろな症状が出ていてとても参考になります。

私にとっては素晴らしい教材になる一枚です。

こうしてなんでもやってみて、結果を細かく慎重に観察する事を繰り返していると段々と写真を見る目が鍛えられてきます。

先日も、大きな写真業界のコンテストですぐ判る合成写真などが入選したり、品質的にどうかなと思えるものが見受けられたりしましたが、写真を審査される方がもう少しトレーニングを積んで写真そのものを見抜く力を身につけられてはいかがかと思いました。(デジタルになってクリエイティブでない画像処理にはもううんざりさせられます。自分の過去の画像処理を見ていてもそのように感じることがあります。)

 

 

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