モディファイヤーの特徴を知って使う

現在、仕事場には自作のモディファイヤーも含め照明機材があふれています。

すべて組み立てると足の踏み場も無い位になるようです。(恐ろしくてやった事はありません。)

ストロビストを中心に関連する写真の機材やブログを見ながら僅か10年でこの状態、まだまだ使ってみたい機材は多くあるのです・・・・・。

一般的に機材で写真を撮ると思われがちですが、大切な事は機材の活用法にあるのであって決して機材だけではないのです。

むしろ使い方にこそ大切なノウハウがいっぱい有ると思います。(当然ですね)

そこで一つの例として写真右下にある18インチのオムニリフレクター+ディフーザーの光の出方(当て方の)話しをしてみます。

壁から2m離れた位置から位置から赤いX印を狙って発光させています。(写真上部、グリッドが写っていますが今回の話しとは無関係です。)

すると光の芯はそれよりも僅かに上方に位置します。(X印右の黒い点は床から175cmのポイントです。後は25cmづつ、一番下の黒点から25cm下が床面です。)

ロケガサでもほぼ同じ状態になります。

撮影する被写体のサイズ(身長とか半身写し、ヘッドショット)等や、周りの状況によってライトの当て方は変わって来ます。

次はライトを地面に向けて発光させてみます。

床面、すなわち被写体のつま先を狙ってライトを向けて撮影してみました。

結果が上の写真です。

光の芯は少し下方向に移動し、狙った地点はまだ少し落ちた状態です。

こうした特徴をそれぞれのモディファイヤ毎に掴んで仕事で使う事になります。

個々のモディファイヤによって違いますが、実際のロケ現場で光の使い方問題有りませんか?

一度ご自分で機材のチェックして見て下さい。



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