絹目の複写

今日は「絹目」「シルク」と呼ばれている写真の複写についての記事です。

銀塩写真では、昔からこのように呼ばれていた印画紙が出回っていたのですが、この印画紙の複写はなかなか難しくて、その複写方法も色々なやり方があるようです。(インクジェットペーパーの絹目とは面質が異なります。)

私も昔から工夫しながら対応して来ましたが、現在は3つの方法で対応しています。

どんな方法もこれで完璧というものではなく、それぞれに一長一短ありますので使い分けをしながら仕事をしています。

今回はちょっとした思いつきで丸倚子を使った方法をご紹介いたします。

用意するものは丸倚子(原稿台)トレーシングペーパー(50〜60センチ巾、丸倚子一周分の長さ、ストロボ4灯(クリップオンでもOK)。

写真のようにトレペを丸倚子に丁度一巻き巻き付けます。

後は絹目の写真を倚子の中央に置いて撮影します。

この時、4灯のストロボは均等に出力して下さい。

これで絹目写真の目はあまり目立たなくなります。

結果の写真です。

一部分を拡大したデータをそのまま載せておきますので、参考にして下さい。

(過去にも類似のブログ記事を書いたように記憶していますが、その時は丸倚子は利用していません。)

 

 

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コメント: 1
  • #1

    くらとも (木曜日, 24 7月 2014 13:34)

    こういうアイデアがどこから湧いてくるのか…お見事です!